アンザン省博物館、100点以上でたどるベトナム南部陶磁器の一世紀
アンザン省博物館、100点以上でたどるベトナム南部陶磁器の一世紀
アンザン省博物館は、ベトナム南部の陶磁器100点以上を紹介する企画展を2026年8月31日まで開催している。「南部陶磁器の色彩―説話、信仰と暮らし」は7月17日、ロン・スエン街区にある博物館第2施設で開幕した。博物館とアンザン省古物クラブの共催で、メコンデルタの文化に関心を持つ旅行者に新しい屋内の立ち寄り先を提供する。
展示品はアンザン省内外の収集家52人が所有する。花瓶、大型の貯蔵壺、皿、茶器、小像、宗教像、陶板画などで、年代は19世紀末から20世紀後半に及ぶ。陶器を装飾品としてだけ見るのではなく、土、釉薬、焼成技術を家族の暮らし、信仰、民間説話、南部社会の美意識の変化と結び付けて紹介する。
三つの重要な伝統が歴史の柱になる。Cây Mai焼は19世紀末のチョロンで発展し、香炉、花瓶、灯明具などコバルトブルーの信仰用品で知られた。ベトナムと中国の昔話、聖獣、宗教人物が描かれ、陶器が実用品であると同時に精神生活にも関わったことが分かる。
Lái Thiêu焼は染付の製品と、茶器、食器、花瓶など日用品で広く知られた。鳥、魚、草花、南部の風景が身近な装飾題材だった。Biên Hòa焼は独特の緑色の青磁風釉で別の個性を築いた。木灰釉と銅合金を使う「vert de Bien Hoa」は1920年代に現れ、花瓶、ランプ台、建築用瓦などに用いられた。
見学では素材と様式を並べて比べたい。釉薬の色と厚さ、持ち手の形、手描きの線、信仰図像と家庭での用途の関係に注目すると理解しやすい。その後に寺院、古民家、工芸集落へ行けば、似た器形が本来の文化環境で見つかることがあり、博物館で得た背景が旅を深める。
会場はロン・スエン街区のアンザン省博物館第2施設で、ラックザーにある別施設ではない。地図検索や車の手配では区別が重要だ。7月22日に確認した発表には、完全な番地、毎日の開館時間、入場条件、外国語解説の有無が記載されていなかった。企画展を目的に移動する場合は、出発前に博物館へ確認したい。
世代を越えて残った品を守るため、陶磁器やケースに触れず、フラッシュを使わず、荷物を台から離し、撮影制限について職員の指示に従う。子どもは大人の近くで見学する。収集家名、窯、年代を記録したい場合は、許可されたラベルを撮影するかメモを取るとよい。
展示は8月31日月曜日までの予定で、ロン・スエンの旅程に加える時間がある。地元料理、川沿いの散策、他の文化施設と組み合わせられるが、正しい博物館施設を基準に移動時間を計算する必要がある。当日に開館と入場条件を再確認し、早めに到着し、会期延長を前提にしない計画が最も確実だ。